自動車、バス、電車、エレベータなど。
ある方向に進んでいて停まる瞬間、かならず反動があります。
自分の自動車の運転で、これを少なくできないか試行錯誤していた時期があります。
停まるときは微かな急ブレーキが残る
ブレーキングで、「前のめりの力」を感じている中、
停まる瞬間に、今まで進んでいた方向と逆方向にカックンと力を感じます。
ほんの少しなので、気にしない人がほとんどでしょう。
人は幼少時から成長するにつれ、この停まる瞬間を、
無意識に少し緊張して身構えるようになっているのではないでしょうか?
カックンをなくす試み
一時期、自分で運転する自動車で、反動のないブレーキングに挑戦していた時期があります。
走行していて、前方の信号が青から赤に変わったときです。
試すときの条件は、
(1)停まるまでに少なくとも200mくらいの距離がある。
(2)後続車がいない。かなり低速で長い距離走るためイライラさせる可能性が高いためです。
実践方法は、
(1)距離があるうちは、フットブレーキではなく、エンジンブレーキで停止線で停まることをめざします。
(2)停止線近くになったら、フットブレーキをゆる~くかけて微調整します。
(3)最後はフットブレーキをそっとはずし、タイヤと道路面の摩擦で停まります。
体の感覚を研ぎ澄ますと、やはりどうしても最後にかすかな反動は残ります。
最後は、タイヤのゴムの反動、
もしかすると自動車の機構系の特性などが多少残ってしまうのかもしれません。
それでも、数回に一回はかなり完璧な結果(自己満足!)が得られました。
教習所に通っていたときの急ブレーキ
このようなことを考えるきっかけの一つには以下のような経験があります。
私が自動車の教習所に通っていたときまで話はさかのぼります。
実技では、「車の前方が停止線にかかってはいけない」と注意されます。
自動車学校内での運転です。路上に出る前で、車を操るにも余裕などありません。
とにかく、「停止線前で停まる!」が頭にあります。
停止線の前で減速し、完全停止した位置で、キュッっと止まってした。
かなり緩い範囲ではありますが、急ブレーキです。
何度も繰り返しているうちに、いよいよ注意されました。
「それ、やめろっ」っとだけ。
何をやめろと言われているのかわからず、おそるおそる教官に聞きます。
そこで、めんどくさそうに、
「完全に止まるときに、ブレーキ踏み込んでるだろ」っと。
今は、自動車教習所もサービス業のような面もあり、教官もとても丁寧で優しいようです。
しかし、私が免許をとったころは、まだ、むすっと厳しい物言いをする教官や、
ぶっきらぼうな教官も少なからずいました。
このように、ブレーキングを試していた時期がありました。、
急加速、急減速のない運転は燃費もよくなりますし、ブレーキパッドの寿命も延びます。
これとは逆に、適度にメリハリのある運転もとても気持ち良いです。
バスやタクシーなどそのメリハリ感にプロだなぁと関心する場合もあります。
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