川の一番上はどうなっている?-散策のきっかけ作り-

出来事

川の始まりがどうなっているか見たことがありますか。
中学生のころ、数人の友達と川の源泉探検に行ったことがあります。
川幅が20mくらいのところからさかのぼり、水がチョロチョロと湧き出ているとこまでたどり着きました。

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川をさかのぼる

探検の対象とした川は、神奈川県の相模川に流れ込んでいるある川です。
探検は、ちょうど相模川に流れ込む地点を開始地点としました。
そこから上流に向かっていきます。

移動手段は、移動距離もあって徒歩では大変なので自転車です。
4人くらいで行きました。

幅広の川では、多くのばあい、川から少し離れたところに、自動車が通れる広い道が並んであります。

また、治水対策用か、川の岸部に細い道があることも多いです。
その道は散歩道として、しっかり舗装整備されている場合もあります。
逆に舗装されていないいばら道や土を固めたのみで、春以降は草が生い茂っていて、あえてそこを歩いたりしようとは考えられない場合もあります。雨の日のあとなどは、水たまりがあったり、ぬかるみがあったりと、なおさらです。

出来る限り、川の岸部の道を自転車をこいで、上流を目指しました。

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川が追えなくなる

上流にいっても、川は一本で成り立っているのではなく、
本流に、いくつかの支流が合流してきます。
川幅が広いほうを本流として追っていきます。

また、だんだん川を流れる水の水量が減って川幅が狭くなってくると、その流れを直接目で追えなくなる場合も出てきます。

コンクリートの板で川の上が覆われ、川の上が歩道になっていたり、
水路のトンネルに入ってしまったりします。

たいていはそれでも追えるのですが、念のため「国土地理院発行の2万5千分の1の紙地図」でわかるところは確認していきます。
水路のトンネルになるような場所は、そのすぐそばに道もないことが多いので、上流のわかるところまで川の流れの近くから、少し迂回しなくてはならないような状況になります。

いよいよ川の源泉に

さらに川幅が狭くなるにつれ、その源泉の流れもだんだんわかりにくくなってきます。
それを追うためのはっきりした道もなくなってきて、最後は自転車を置いて徒歩での探検となりました。

最後は、少し山林に囲まれたところの広めの地面からチョロチョロと水が湧き出ているのが確認できました。

正直なところ、本当にこれが真の源泉といえるかはわからない状態でした。
でも、みんな、ゴールを見た達成感を感じました。

出発地点から源泉と思われるところまで、距離で10数kmくらい、道のりだと20km程度の探検でした。

川の源泉を追う探検のお供

ここまで、昔の出来事を書きました。
散歩、散策も目的を持ってするのは良いと思います。

上では、「国土地理院発行の2万5千分の1の紙地図」を持って行ったという例を出しました。

今は、国土交通省の国土地理院が「地理院地図」(*)というものを提供しています。

身の回りの川について調べて、それらの地図で川の青い色が消えているところから上流を調べてみるというのを目的に散策するのもおもしろいと思います。

(*)「地理院地図」:”https://maps.gsi.go.jp/help/intro/”

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