以前、工事現場での騒音について書きました。
騒音には、人工的に発生するとは対称的に、自然の生物が発する騒音があります。
ムクドリが大挙して集まり騒音となることがあります。
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ムクドリが人の多いところに集合
緑化活動の一環として、駅のロータリー近辺に植えられた樹が恰好の狙いになっていることが多くあるようです。
秋の夕方になると、多くのムクドリが樹に止まったり、周囲を群れをなして飛んでいる光景が見られることがあります。
以前に住んでいた最寄り駅の周囲でもこのような光景を目の当たりにしていました。
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なぜ、駅のような人の多いところにわざわざくるのか。
実は人の多いところは、他の外敵となる鳥が寄ってきにくくムクドリにとってより安全な場所になるからだそうです。
一斉に大合唱したら
この騒音は80デシベルと、地下鉄の車内なみの大きさに相当するとのこと。
それぞれのムクドリが1秒間に1回、0.25秒の時間、鳴く声を発していたとします。
仮にの話ですが、もし全てのムクドリがタイミングを合わせて同時に鳴いたら、音の大きさは4倍になります。
このとき、デシベル計算では2倍になるたびに6デシベルずつ増えるので、騒音は92デシベル。
これは、工事現場の許容騒音の85デシベルを越える値です。
80デシベルとしても、普段の生活圏で長時間にわたり音がしたら戸惑う人が多いのではないでしょうか。
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